喜楽ハーブが目指すもの

~「島の宝」を子供たちの未来へ継いでいこう ~

喜楽ハーブの活動方針をご説明いたします。
2023年度鹿児島ビジネスプランコンテスト 大賞受賞プレゼンテーションより抜粋。

沖永良部に自生するハーブたち

 沖永良部島は、隆起サンゴで出来た美しい島でして、西郷さんにゆかりがある南洲神社には、京セラ創業者の稲森さんが植樹された木が元気に育っています。

あまり知られていないのですが薬草ハーブの南限と北限の境界という特別な立地にあり、200種以上が自生しています。

古来より先人たちは、その植物の力を活かして暮らしてきましたが、薬草の知恵を知る世代は高齢化し、若い世代は薬草の存在すら知りません。

少子高齢化等、色々な地域課題がある中で私たちはこの薬草文化に着目しました。


「枯れ木も咲かせる」達人

父 喜坂三千春は、和泊町の職員を定年退職したあと、この薬草文化を次世代に継ぐべく草花教室の講師をしつつ、自らもハーブ栽培を始めました。

最近では農家さんも相談に来られる達人として有名人です。

私は、ドイツやタスマニアなどで暮らしていた際、病気になると病院に行く前に薬草ハーブを飲むのが当たり前でした。島を離れて初めて「島の薬草文化の素晴らしさ」に気付き、父のサポートを始めました。


これまでの取り組み

これまでは父一人で栽培し、ハーブティーとして島内や東京等で販売してきました。

2023年度 5000セットを生産し完売しましたが、父だけではこれ以上の生産は出来ず、新規のお取引はお断りしている状況です。


喜楽ハーブのポイント

私達の商品のポイントは、この3点です。

ハーブ境界上の島は、良質なハーブ栽培に適しており、同じ品種であっても成分が違います。

また、農薬を使っていないので安心して飲んでいただけます。

更に、ブレンドや飲み方は先人からの叡智があり、薬学博士からも推薦を頂いています。


これまでの実績

これまでの実績の一部をご紹介します。

2021年にビームスさんに選んでいただき、東京の本店でも完売でした。選んでいただいたポイントをバイヤー様に伺ったところ、このようなコメントを頂戴しました。

バイヤー様に初めて一口飲んでいただいた瞬間 身を乗り出してこられた事は、私にとっても驚きでした。


これからの活動方針 3つの取り組み

お客様から高く評価いただいていることは、事業としても大きくスケールできる可能性がありますが、父の個人事業では限界があり、NPO法人を設立しました。

私たちは3つのテーマに取り組みます。